【腎臓が発する腰痛・大腿痛】痛みは警告サインーその3ー

内臓体性反射ー各論1『腎臓』

最近腰が重くて鈍痛が・・・

長く座ると,立ったとき腰が伸びない・・・

お尻や太ももが怠い,凝る・・・

膝裏が腫れている様な気がする,重い・・・

このような症状

⇒腎臓の疲れからかも!?

沈黙の臓器『腎臓』も警告サインを発する!

腎臓は沈黙の臓器です

しかし自律神経と皮膚・筋膜の感覚神経を使って

太もも⇒股関節や膝関節周辺に

痛みを発することがあります

これは沈黙の臓器と称させる「腎臓」

自らの不具合を知らせる警告サイン

これを内臓体性反射といい

筋肉をらす緊張させることで

痛み警告を発します

詳しく観ていきましょう

腎臓の信号機⇒腰方形筋と大腰筋&多裂筋

腎臓内臓体性反射は

回り、お太ももの体表に発します

これらのトラブル筋は

腰方形筋・大腰筋

緊張=”懲り”を作り

痛みを発します

p.s逆もまた真なり

こ筋肉が他の原因で持続的な懲り,緊張状態に置かれると

腎臓に供給される血液循環が滞り

腎臓に機能的な悪影響が起こることがあります

腰方形筋⇒腎の信号機1

腰方形筋の位置

下図

腎臓横,後隣接

下図

背骨横突起付着

腰方形筋が凝り固まると如何なる症状、状態が?
体幹の支え力が低下する

姿勢崩れ座っいられない

腰方形筋イスでの座り姿勢、胡坐(あぐら)での姿勢

に大きく関与している為

同じ姿勢を強要すると直ぐに痛みが出ます

くずし座りで左右差が出る

たとえば

正座を右にくずして座れるが

左側にはくずにくい

このような状態は

腰方形筋左右のアンバランスがある証拠です

椎間板ヘルニアや椎間孔狭窄に関与

腰方形筋凝りは腰椎周辺の血液、リンパ液循環に悪影響を与え

脊柱管内にある前縦後縦、黄色靱帯を硬化させる一要因になります

腎臓と血液循環⇒腎が血を養う!

下図は全身の毛細血管です

頭、肺、肝臓、腎臓は毛細血管の密集地です

ここでは腎臓部を監察してください

大腰筋⇒腎臓の信号機2

大腰筋の位置

下図、腎臓の真後ろに位置しています

大腰筋が凝り固まると如何なる問題が起こるのか?
太ももが挙がりにくくなる⇒股関節が外に捻れる

大腰筋は脚を挙上する働きがあります

この筋に緊張が起こると股関節が外に捻れて

太ももを真っ直ぐに挙げられなくなります

その結果

膝関節にも捻れが出ます

そして

一番先に出る症状は膝痛です

腎臓疲弊が大腰筋を緊張させ太もも痛膝痛がでる』

このようなロジックが成りたちます

多裂筋⇒腎臓の信号機3

多裂筋の位置

1多裂筋です 2大腰筋です

坐骨神経痛ー奥田整骨院ー茨木市
坐骨神経痛ー奥田整骨院ー茨木市
「腰・骨盤・膝症候」奥田整骨院・茨木市
「腰・骨盤・膝症候」奥田整骨院・茨木市

多裂筋は

脊柱起立筋群の最深部筋で

大腰筋と相関、相反関係にあり

脊柱を支える仕事が主です

多裂筋と大腰筋が”縮こまる”と如何なる症状、状態に?

反り腰です!

仰臥に寝ると腰が反った状態で腰が痛くて・・・

⇒この状態の方は仰向けに寝るのが下手くそです

直ぐに横臥位で寝てしまいます

椎間板ヘルニアや椎間孔狭窄に関与

多裂筋や大腰筋の凝りは腰椎周辺の血液、リンパ液循環に悪影響を与え

脊柱管内にある前縦、後縦、黄色靱帯を硬化させる一要因になります

まとめ

腎臓が疲れると

腰方形筋・大腰筋・多裂筋を懲らして

警告信号を鳴らします

その症状は腰痛・太もも痛・膝痛です

腰痛なら脊椎の問題

膝痛なら半月板や軟骨の問題

そう決めつけると

診断・判断を間違え痛みを治す方向には行きません

和柔整体の対応、対策

和柔整体で行なっている「ぷるタッチ反射術」

筋肉をストレッチして

反射神経及び運動神経の電気信号を促通させ

筋肉と末端神経枝の誤作動を正すことをします

それは

漢方でいう経絡の概念である『気』の滞りを正し流すことです

そしてそれは

血液循環、リンパ循環の流動を促進させる切っ掛けになり

身体バランスの改善、新陳代謝の改善に繋がり

心身は健康へと導かれます

ここでは

腰方形筋・大腰筋・多裂筋を「ぷるタッチ」し

腎臓へ「気」「血」「水」を促通させることで

腎臓の疲労、不具合を癒やし心身を健康に導きます

当然

ストレッチや歩行で自己ケアも必要です

そのご指導も和柔整体はご用意しています

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