「痛みは警告サイン」その6・内臓体性反射「各論」『肺=呼吸器』&『大腸』
秋に入って
鼻の調子(花粉症的)が思わしくない(肺・大腸)
皮膚に乾燥肌的な痒みが出てる(肺・大腸)
喉が乾燥して空咳が出る(肺・大腸)
下腹が張って呼吸が浅く感じる(大腸)
大腸・肺の粘膜層が弱っています⇒免疫力の弱りです
大腸&肺は”身体の外側”
竹輪の穴をイメージしてください⇒チクワの穴は身の外ですよね

●口から⇒胃⇒小腸⇒大腸⇒肛門までは食物が通る通路
この通路は体の外側です
路を変えて、形状,機能は違いますが
●鼻から気管支⇒肺は空気が入る袋
肺も体外と言えます
「皮膚」と「腸」粘膜壁・「肺」内壁は「一連」
皮膚が外敵から身を守るバリアの働きがあるように
口から腸,肛門までの口腔内壁、腸内壁の粘膜層
気管支から肺内壁の粘膜層は
細菌、ウイルスの侵入を防ぐバリア壁です
その内壁面の粘膜層には
ビッシリと隙間なく常在菌が住んでいます
その数100兆とも200兆ともいう多勢の細菌群が居て
免疫細胞と連絡連携し合い
外敵から体内への侵入侵害を阻止しています
夏の偏った食生活で腸・肺の常在菌がアンバランスに!⇒免疫力低下
冷えた飲食物(&清涼飲料水,ビール,水割りetc)で腸を弱らせました
クーラーの冷気と乾燥で喉・気管支・肺の粘膜にダメージが発生しています
その附けが秋に症状として現れます
対策は
1.大腸の常在菌(善玉菌)を元気にさせる
⇒免疫力が上がり肺も良くなる!
2.鼻、口の粘膜層を塩で引き締め免疫バリアを強化
⇒外邪(ウイルス、細菌)侵入を阻止する!
大腸を元気にする食養生
ニンニクとショウガが大腸に効き全身の粘膜層が強くなる
腸の薬は発酵性食物繊維(玄米・大麦などの全粒穀類、根菜類、豆類、キノコ類、海藻)です
特にニンニク&ショウガは最高ベストな食材です。そして大腸と肺の薬です
ここで注意
発酵性食物繊維はキムチや乳酸菌飲料やヨーグルトなどの「発酵食品」とは違います
レタスやキャベツなど葉っぱ物の野菜は90%が水分なので非発酵性食物繊維に分類されています
重要⇒新規に乳酸菌やビィフィジスキンなどの食品を摂っても腸内壁は常在菌でビッシリ混み合っていて,入り込む隙間がありません。新参者はすべて排出されてしまいます
では如何すればよいのか?
既に常在している善玉菌に餌を供給してやれば良いのです
その餌が発酵性食物繊維(全粒穀類・豆・海藻・根菜類・キノコ)です
ニンニク&ショウガは味噌汁の具として毎日食しています

ニンニクの皮を剥いてアルミホイルで焼きます
⇒バターなど入れずシンプルに
皮をむいて直ぐに焼くと食べても臭く有りません
⇒刻んだり,摺りおろすと酸化し食すると口臭がでます

ショウガは摺りおろしても大丈夫です

WAJU流インスタント味噌汁
⇒きざみ昆布+自然醸造味噌にお湯を注ぐだけ
朝食はショウガの具で
夕食はニンニクの具で
毎日食しています

和柔流インスタント味噌汁
⇒出汁は「きざみ昆布」を使っています
⇒郡上八幡ー大黒屋の味噌&醤油を使っています
肺=口、喉、鼻の乾燥及び免疫力向上対策
空咳は’のど飴’よりも
塩で歯磨きです

歯肉、歯茎を引き締め適度な殺菌効果があります
口腔内粘膜,喉粘膜を引き締め潤いを与えます
⇒のど飴は逆効果!何故なら歯周病菌・虫歯菌は糖を好み増殖!口腔内フローラバランスを崩します。加えて,のど飴の取り過ぎは血糖値スパイクを起こしかねませんよ…
鼻炎・花粉症の対策
塩で”鼻うがい”です

市販の鼻うがいセットの容器だけを使います
入れる薬は塩です。ぬるま湯に適当量溶かしてください
人肌の温度だと痛くありません
塩は良いモノを選んでください
WAJUは口に入れる塩
⇒「沖縄ー屋我地島の塩」=1kg約3,500円前後=を使っています

手や体を洗う塩は「瀬戸のほんじお」=1kg約400円を使っています
乾燥しカサカサ,ひび割れの手、足に潤いを与えてくれます
WAJUは体も顔もこの塩で洗っています
⇒毛穴がしまり皮膚の痒みを治してくれます
まとめ
季節の変化に心身は大きく影響されます
秋は、夏の暑さ『光=紫外線・熱,温度・湿度』が
皮膚&鼻ー口ー喉ー気管支=肺&大腸に
悪影響を及ぼし
免疫機能がアンバランスに陥る季節です
それが
冬の感染症⇒風邪やインフルエンザに罹りやすい体調をつくり
そして
気持ちが落ち込みやすい『鬱的な”心、精神、気持ち”』をつくります
対策は、先ずは食養生です
腸内フローラ、口腔内フローラを整えることが
皮膚・肺・大腸を元気にします
それと
やはり運動が新陳代謝を活性化するのに必須になります
今回は運動のことに触れていませんが
有酸素運動、とくに「歩くこと」が一番でしょう


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