ストレス・自律神経失調-問題

~ストレスが心身に与える「負の連鎖」~

〜なぜ、あなたのホメオスタシスはパンクしたのか〜

現代人が抱える不調の多くは、単なる「疲れ」ではなく、生命維持システム(インフラ)の崩壊です。その引き金となる3つの要因を詳しく解説します。


1. 夜型生活による「概日リズム(サーカディアンリズム)」の乱れ

【現象:体内時計の狂い】

私たちの身体には、地球の自転に合わせた24時間周期のリズムが刻まれています。朝の光で「セロトニン(覚醒)」が分泌され、夜の暗闇で「メラトニン(睡眠)」に切り替わるのが正常なインフラです。

  • インフラへのダメージ: 夜遅くまでのブルーライトや不規則な食事は、脳の視交叉上核(体内時計の司令塔)を混乱させます。
  • 負の連鎖: 夜にメラトニンが出なくなると、睡眠の質が低下し、大脳の修復が間に合いません。結果、日中の脳パフォーマンスが落ち、さらにストレスを感じやすくなる「負のループ」が始まります。

2. 「闘争・逃走反応」による【副腎疲労】

【現象:ストレスホルモン「コルチゾール」の枯渇】

外的脅威に対し、身体が1秒で戦闘モードに入る「闘争・逃走反応」。この際、副腎から分泌されるのがコルチゾールです。

  • インフラへのダメージ: 本来、短期間の危機を乗り切るためのシステムですが、現代の精神的ストレスは24時間止まりません。副腎が「コルチゾール」を出し続けると、やがて副腎自体が疲弊し、分泌が不安定になります(副腎疲労)。
  • 負の連鎖: コルチゾールは血糖値や血圧の調整、抗炎症作用も担っています。これが枯渇すると、朝起きられない、ヒートフラッシュが治まらない、全身の慢性炎症(痛みや凝り)が引かないといった深刻な更年期・自律神経症状を招きます。

●ブログ【症状別】自律神経失調《呼吸と横隔膜対策》挿入

3. 食の反乱による【「腸脳相関」の乱れ 】

【現象:第2の脳「腸」の炎症と通信エラー】

「腸は第2の脳」と呼ばれ、自律神経やホルモン(特にセロトニン)の生成に深く関わっています。現代の「食の反乱(超加工食品、過剰な糖質、添加物)」は、腸内環境を激変させました。

  • インフラへのダメージ: 腸内環境が悪化すると、迷走神経を通じて脳に「不快信号」が送り続けられます。これが「腸脳相関」の乱れです。また、幸せホルモンであるセロトニンの約9割は腸で作られるため、腸の不調は即座にメンタルの不調(不安感・パニック)へと直結します。
  • 負の連鎖: 腸の炎症は血管を通じて全身へ波及し、WAJUが懸念する「気・血・水の淀み」を加速させます。消化吸収能力が落ちることで、修復に必要な栄養が全身へ行き渡らなくなるのです。

【総括】WAJUが導き出す「再生へのルート」

以上これら3要素が重なると、ホメオスタシス機構(生体恒常性)はパンクし、自力での回復が困難になります。

だからこそ和柔整体では以下の多角的なアプローチを行います。

1.構造の再建:体幹深層筋を整える

目的:脊柱の両横を走る交感神経幹{自律神経)に滞留した「神経ノイズ」を取り除く

2.横隔膜ーポンプーの開通

目的:横隔膜を動かし、腸を含む内臓の血流とリンパを強制循環させる

3.リセットの指導:マインドフルネスと呼吸体操&歩行法

目的:今に集中する意識での呼吸&歩行によって、扁桃体の興奮を鎮め、副腎を休ませる

4.食養生の紹介:漢方的「身土不二」「地産地消」から

目的:身土不二の「食」で腸の土壌を養い、疲れた脳とホメオスタシス機構の再起動(ー腸脳相関によるー)

この4要素を整えることは、単に痛みを取るだけでなく、あなたの「生命の土壌」を豊かに耕し直す作業に他なりません。

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