【和柔のアプローチ】「木」を蘇らせる「森」へのアプローチ
WAJUの施術は、独自のメソッドである**「和柔ぷるタッチ反射術」と「和柔-呼気流術」**を組み合わせたものです。痛みが出ている部位『木』を追うのではなく、体幹全体の呼吸筋群『森』を整えることで、根本的な改善を導き出します。
1. 手腕からのアプローチ:神経と深層筋の解放
一見、腕を優しく持ち上げ、緩やかに引いているだけの「何気ない動作」に見えますが、その奥には綿密な計算とイメージが込められています。

- 手腕への“ぷるタッチ”: 軽く引き圧を加えることで、腕神経に沿って反射反応を伝播させます。
- 指先の経穴へ”pushタッチ”: ツボを圧し引きしながら経絡に気血を流しエネルギーを伝えます。
- ターゲット: 腕の付け根(小胸筋・肩甲下筋・前鋸筋)から、首の付け根(斜角筋・肩甲挙筋)の最深部までを刺激。
- 効果: 絞扼(圧迫)されていた神経と血管の通り道を、内側から広げていきます。
2. 脚からのアプローチ:横隔膜と体幹の再起動
脚を引くことで、驚くべきことに「首の筋肉」までを調整します。これは、深部で繋がる筋肉の連動性を利用した高等技術です。

- 大腰筋から横隔膜へのコンタクト: 内臓の裏にあり、直接触れることを拒む「大腰筋」に対し、脚からの引き圧を通じてアプローチ。そこから胸腔と腹腔の境界である「横隔膜」をアジャストします。
- 運動反射の伝播: 横隔膜から肋骨、肩甲骨、そして首の斜角筋・肩甲挙筋まで、一本の糸を引くように運動反射を伝播させます。
- イメージ: 体幹の底から首元まで、滞っていた「気・血・水」が一気に流れ出すルートを開通させます。
■ 総括:木を見ず、森を診る
かつての私は、患者様が訴える「痛む部位」だけを一生懸命に施術していました。急性の痛みには対応できても、慢性的な苦しみに対しては、どこか治りきらない限界を感じていたのです。
「なぜ治りきらないのか?」
自問自答の末に辿り着いた答えは、**「木を見て森を見ず」**という真理でした。症状という一本の「木」に囚われ、体幹という広大な「森」の実態を見失っていたのです。
特に首・肩・腕の問題は、それらが「呼吸筋」という体幹を包む巨大なネットワークの一部であるため、森全体を整えなければ解決しません。
慈雨(じう)のように、生命を養う原動力を
森が雨水や腐葉土を蓄えて木々を養うように、体幹深部に「気・血・水」が淀みなく流れてこそ、末端の痛みは癒やされます。
WAJUは今、呼吸筋群を整えることを、あらゆる不調を解決するための**「養う原動力」**であると確信しています。 単なる症状の処理ではなく、しっかりとその「人」そのものを観て、生命のインフラを再建する。それがWAJUの誇る、全身施術の在り方です。



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