【呼吸の処方箋】横隔膜を{ほぐし・鍛え}て「脳の冷却」
1. 「横隔膜」という唯一の物理的スイッチの固着
自律神経は通常、自分の意志で動かせない「不随意」のシステムです。しかし、解剖学的に唯一、**自律神経(迷走神経)と運動神経(横隔神経)が同居しているのが「横隔膜」**です。 現代人の多くは、ストレスや不良姿勢により、この横隔膜がカチカチに固着しています。これは「物理的なボリュームつまみ」が壊れて、常に交感神経(興奮)側に固定されている状態です。
2. 「脳の排水」と「内臓の換気」の不全
自律神経の司令塔は脳(視床下部)にありますが、そこに至るインフラが滞れば司令塔は正常に働けません。
- 脳の排水エラー: 顎関節や上部頸椎の緊張により、脳からの静脈・リンパ(下水道)が滞ると、脳は「熱(のぼせ)」や「圧(頭痛)」を持ち、自律神経を暴走させます。
- 内臓の換気エラー: 横隔膜のポンプが止まると、内臓への血流(気・血・水)が淀みます。脳は「内臓の危機」を察知し、さらに交感神経を優位にして心拍を上げようとします。これが悪循環の正体です。
3. 「構造(脊柱)」による神経コードのノイズ
自律神経(交感神経幹)は、背骨のすぐ脇を走っています。 体幹深層筋(帆船のロープ)がアンバランスになり、背骨が捻れると、この神経コードに「物理的なノイズ」が走ります。 スマホの充電器が断線しかかると電力が安定しないのと同じで、脊柱周辺の緊張は自律神経の伝達エラーを恒常化させます。
目的と対応:副腎疲労の解消と扁桃体の沈静化
「闘争・逃走反応」でオーバーヒートした脳を冷やす唯一の方法は、横隔膜を介して自律神経に物理的なブレーキをかけることです。

横隔膜のアジャスト&呼吸法(セルフケア)
- WAJU流・今ここ呼吸: 難しい瞑想は不要です。施術中にお伝えする「鼻から吸って、長く吐く」呼気流術、呼気流歩行法を日常に取り入れます。
- 生理学的メリット: 深い呼気は迷走神経(副交感神経)を刺激し、副腎からのコルチゾール分泌にブレーキをかけます。これにより、ダメージを受けた「海馬」の修復が始まり、脳の整理整頓機能が回復します。
固く動き難くなっている深部体幹呼吸筋群の解放
・和柔整体術でAdjust:横隔膜を中心とした呼吸筋群を他動的に正し解放させます。これは姿勢矯正にも繋がります。
・生理学的メリット:呼吸主動筋の横隔膜が固着から解放されると副交感神経が活性化しリラックス状態に転化、副腎からのコルチゾール分泌が和らぎます。
これこそ和柔整体が日夜、研究,研鑽してきた「ぷるタッチ反射術&横隔膜・呼気流術」の目的としているところであり、得意としている分野です。



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