〜「腰」という大地の不毛を、腹部インフラの再起動で潤す〜
腰痛や坐骨神経痛に対し、「腰そのもの」を強く揉んだり、無理に骨を矯正したりしても、その場しのぎに終わることが多々あります。 WAJUでは、腰を「上半身と下半身を繋ぐインフラの合流点」と捉えます。腰に問題が起こるのは、その合流点に至る**「気・血・水の流れ」**が、体幹の深部で塞き止められているからです。
■ 腰を支える「インナー・シリンダー」:大腰筋と横隔膜

上図-横隔膜から大腰筋を通り下肢へ通る「腹部大動脈と腹部大静脈」

上図-横隔膜の大動脈裂孔を最後部で通るリンパ本幹と乳び槽
腰椎(腰の骨)を内側から直接支えているのは、背中側の筋肉ではなく、お腹の深部にある**『腸腰筋(大腰筋+腸骨筋)』です。そして、その腸腰筋の最上部は、呼吸の主役である「横隔膜」**と繊維レベルで連結しています。
- 負の連鎖1: 呼吸が浅くなり横隔膜が硬化する ➡ 連結する大腰筋が短縮し、腰椎を前方へ強く引っ張る ➡ 反り腰や慢性的な腰の緊張が発生 ➡ 神経が圧迫され、坐骨神経痛(痺れ)へと繋がる。
- 負の連鎖2:大腰筋の筋疲労が横隔膜の上下運動を鈍くする⇒大静脈脈の血液流動に悪影響+深部リンパ循環流動に悪影響⇒腰殿部から下半身の重怠さ,鈍痛へと繋がる
つまり、腰の痛みの真犯人は、腰ではなく**「動かなくなったお腹の深部」**にあるのです。
■ WAJUの「腰・骨盤」アジャスト術
和柔整体では、痛む腰を直接刺激するのではなく、以下の連動を利用して「内側から」腰を解放します。
1. 股関節と脚からの“ぷるタッチ”
脚をやさしく引き、揺らすことで、内臓の裏側に隠れた「大腰筋」に直接的な刺激(反射)を与えます。

- 狙い: 大腰筋を緩めることで、前方から引っ張られていた腰椎を解放し、神経の通り道を広げます。
2. 横隔膜による「内圧」の調整
【和柔-呼気流術】によって横隔膜の柔軟性を取り戻します。

- 狙い: 横隔膜が上下に動くことで、腹腔内の圧力が安定し、天然のコルセットを巻いたように腰が安定します。同時に、下半身の静脈血、リンパ液を心臓へ吸い上げるポンプが再起動します。
■ 坐骨神経痛への「慈雨」:下水道の掃除
坐骨神経痛の痺れは、神経そのものの損傷よりも、神経の周囲に溜まった「老廃物(炎症物質)」が回収されないことで起こる場合が多いのです。
- 静脈・リンパの還流: 脚からお腹を通る「下水道(リンパ・静脈)」の詰まりを掃除するには、横隔膜のポンプ運動が不可欠です。横隔膜が動き出すと、腰や足に溜まっていた「淀み」が一気に流れ去り、神経は本来の健やかさを取り戻します。
■ 総括:腰痛は「生きる姿勢」のサイン
WAJUは、腰を単なる「曲げ伸ばしする場所」とは見ていません。 腰は、東洋医学でいう「腎(生命力の貯蔵庫)」が宿る場所。そこが痛むということは、生命エネルギーの巡りが滞り、あなたの「森」に潤いが足りなくなっているサインです。

上図-横隔膜にぶら下がるように在る『腎臓』、緑色のシシトウの様に見えるのが人体最大のリンパ節『乳び槽』です
「お腹(中心)を整えれば、腰(支え)は自ずと楽になる。」
腰の痛みに振り回されるのではなく、体幹深部の「気・血・水」を豊かに巡らせる。和柔の施術は、あなたの腰という大地に、再びしなやかな強さを取り戻させます。



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