横隔膜は心臓の次に重要-各論3-

横隔膜が内臓に熱エネルギーを供給している!

内臓の代謝を促す“原子炉⇒心臓”と“送電所⇒横隔膜”

夜間の体温維持で命を繋ぐ!

恒温動物である我々は、体温36.5°C~37°Cで、

全ての器官,組織が円滑に機能できるようにつくられています。

たとえば、胃腸での消化,吸収、肝臓での解毒,分解-合成{代謝}、

腎臓での老廃物や余分な塩分の排泄、等々の機能は、

「深部体温37°C」が最も円滑に働く温度です。

その体温(熱エネルギー)を生み出しているところは筋肉で、

身体を動かすことで発熱-発電させています。

「動きこそ命!」 

では、体を動かさない睡眠中は、

どのようにして熱エネルギーを作っているのでしょう?・・・

それは、

日夜稼働している心臓横隔膜が担っているのです。

主に心臓が

鼓動することで熱を発生-発電させます。

いわば心臓は「原子炉みたいなモノです。 

横隔膜は、

その熱エネルギーを腹腔内の臓器(胃腸・肝臓・腎臓等)に、

体液,組織液を介して供給します。  

いわば「送電所」みたいな存在です。

この説明ではイメージしにくいでしょうか・・・!?

⇒下図の解剖図を見てください。

横隔膜ー奥田整骨院ー茨木市
横隔膜ー奥田整骨院ー茨木市

<上図⇒横隔膜を挟んで上に心臓・右に肝臓・左に胃~小腸、大腸>

このように、解剖学的な観点でも、

 横隔膜の上に心臓があり、右に肝臓、左に胃、後ろに腎臓が

 位置しています。

 この位置関係がすごく大事で、

横隔膜が肺を上下に動かす呼吸運動と、心臓の鼓動とが

一体となって波動を起し体液-組織液にその波動を伝えます

それを通して各臓器が熱エネルギーを受け取り

胃は消化作業、肝臓は代謝作業、腎臓は尿-生成作業、等々の

仕事をすることができるのです

鼓動(心臓)・波動(横隔膜)こそ命!

漢方では『気』・『血』・『水』の流れ促すことが『元気』!という概念があります。

( WAJUは『気』=自律神経・『血』=血液循環・『水』=体液,リンパ循環と考えています )

漢方で横隔膜の存在を知っていたのか否かは存じませんが、

お腹を緩め内臓の体液循環を促す『ツボ』は沢山あります。

それは、まさしく迷走神経から横隔膜に反射反応を促す『ツボ』なのです。

このことから、

『水』を促す原動力は横隔膜!と言い換えられるのではないでしょうか。

和柔整体では、皆さまを『元気』に導く最重要ターゲットを横隔膜と定め、

『ぷるタッチ反射術』で、いろいろな痛みに取り組みます。

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